アウトドアで味わう肉は格別だ。炭火でバーベキューもいいけれど、時には家族や仲間が驚くような肉料理を作ってもてなしたい。そこで、ハンバーガーショップ「ブロンズグリル」のオーナーシェフ、澤内昭宏さんに、とっておきの肉料理を教えてもらった。使用するアイテムは、岩鋳の鉄鍋「マルチオーブン30」。さあ、この夏トライしてみよう!
玄米を混ぜた飼料で育った岩手めんこい黒牛は、脂の口どけが良いのが特長だ。モモ肉を使ってローストビーフに。
【材 料】
■ 玄米育ち岩手めんこい黒牛
モモブロック … 500g
■ タマネギ … 1/2
■ アスパラ … 2本
■ トマト … 1/2
【レシピ】
1 牛モモ肉を常温に戻しておく。
2 フォークなどで肉全体を刺し、塩コショウする。
ロストルの上で焼く。(オーブンの上に炭を置きグリルの上で焼く)
3 焼き目がついたら火から出す。
4 アルミホイルで包んで、30〜40分火のそばに置いておく。
(余熱で火を通す)
5 スライスして、野菜のグリルを添えて出来上がり。
加熱しない生の状態で販売されている、いわちくの「生ウインナー」。生ウインナーに下味がついているため、仕込みや調味なしでも美味しいハンバーガーができる。
生なので十分に加熱が必要だ。
【材 料】
■ いわちく生ウインナー … 6本
■ バンズ … 2個
※ブロンズグリルの自家製を使用
■ ルッコラ … 適宜
■ トマト … 適宜
■ ナス … 適宜
■ ニンニク … 適宜
【レシピ】
1 生ウインナーの真ん中に切り目を入れて開く
2 野菜を切る
3 バンズを半分に切り、断面にニンニクを擦る
4 生ウインナー、トマト、ナスを焼く
オーブンの上に炭を置きグリルの上で焼く
5 バンズの断面を少しあぶる
6 生ウインナーが焼けたら火から出す
7 バンズ、ルッコラ、生ウインナー、トマト、ナス、バンズの順に重ねる
ダッチオーブンならではの蒸し焼き料理。時間をかけてのんびり調理するのがおすすめ。筋があるがコラーゲンが溶け出して美味しいミスジ。調理方法を覚えたい。
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野菜は皮付きで。マルチオーブンに入れて蓋をする。
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野菜の水分で肉が蒸される。
ローズマリーを入れると香りが良い。
【材 料】
■ 玄米育ち岩手めんこい黒牛ミスジ … 700g
■ シーズニング(塩、クミン、パプリカ、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、タイム、オレガノ、黒コショウ) … 各少々
■ ジャガイモ … 小5個
■ タマネギ … 1個
■ ズッキーニ … 1個
■ ニンニク … 1個
■ ローズマリー … 適宜
【レシピ】
1 ミスジは前の日にシーズニングにつけておく。
2 野菜は皮付きのまま鍋に入れる。
大きいものは半分に切る。
3 ミスジの表面に焼き目をつける
。
鍋に野菜を入れて焼く。
4 蒸されてきた頃に、ミスジを入れる。
5 蓋に木炭を乗せて上からも加熱する。
6 ローズマリーを入れ5〜6時間蒸し焼きにする。
澤内昭宏シェフ
akihiro sawauchi
醸造家でありソムリエでもある。「澤内醸造」では、八戸のぶどうを使った八戸ワインを製造・販売。
「リストランテ澤内」は2023 年夏にオープン予定。
- 取材協力
- Bronze Grill KPS(ブロンズグリル キップシ)
- 岩手県盛岡市盛岡駅前通11-11
- TEL 019-601-3352
- https://www.instagram.com/bronzegrill.kps/
- 材料提供
- 右:生ウインナー〈 いわちく〉
- 手前:玄米育ち岩手めんこい黒牛・サーロイン
- 左:玄米育ち岩手めんこい黒牛・モモ
- 奥:玄米育ち岩手めんこい黒牛・ミスジ〈 キロサ肉畜生産センター〉