ただいま発売中のrakra120号。特集は「美味しい、楽しい そば」。
タイトル通り、北東北の個性豊かなそばが登場しています。
その中に「ローカル線を乗り継いで 2泊3日 駅蕎麦めぐり」というコーナーがあります。私(編集鈴木)がローカル線を使って北東北の駅蕎麦を食べ歩いた旅の記録を掲載しているのですが、これがめちゃくちゃ楽しかった! 普段の取材はどうしても車、または新幹線移動が多いのですが、ローカル線の旅、すごいよかったです。
…で、本誌ではこの旅で食べた9杯の駅蕎麦を紹介しているのですが、実際には「10杯目」があったんです。
食べたのは、盛岡駅構内にある立ち食い蕎麦店「そばの花」。
本当はここで駅蕎麦めぐりを締めくくったのですが、秋田→盛岡の移動が新幹線だったため(ローカル線だともう1日かかる)、本誌での掲載は断念してしまいました。でもせっかくなので紹介したいなと!
こちらのお店は、わんこそばでも有名な盛岡の老舗そば店「東家」の系列店。メニューが豊富で、そばメニューだけで30種類近くあり、さらにその多くが「温かい」「冷たい」を選べます。「もりそば」があるのも、立ち食いスタイルの駅蕎麦にしては珍しい。
「どれにしよう? シンプルにかけそばにするか? いやコロッケそばも気になるし、温玉納豆もいいな……」と、発券機の前で悩みましたが、この日は「紅生姜かき揚げそば(冷)」を選択しました。
蕎麦は太くてコシがあり、むちむちとした食感。蕎麦の香りもしっかりあって、食べ応え十分。店の厨房で揚げているかき揚げもサクサクでした。さらに駅蕎麦には珍しく「そば湯」があるのもうれしい。美味しかった! 「そばの花」には朝限定メニューもあるみたいなので、次はそれも食べてみたいです。
サッと立ち寄ってサッと食べられるのが、駅蕎麦の魅力。
北東北の駅そば、今回紹介できなかったところもまだいくつかあるので、近々全制覇したいな〜。
(編集部:鈴木いづみ)